■■■沈黙■■■
2009/01/08 23:20
無口で無骨で
生涯を沖縄の百姓として全うした男
孫である僕等にやさしかった人
節くれだった大きな手
うちのおじぃが昨日召された
何も話さなかったから
おじぃの事を何も知らない
採れたての野菜をうちの玄関に置いて
黙って帰ってしまうこともしばしば‥
僕等は玄関先に積まれた野菜を見つけて
おじぃが来たんだな‥と知る
たまにはお水をくんできてあげて
「ごっくん ごっくん」
とうまそうにコップを空けるおじぃを見てることもあったけど‥
そんな時だって
しばらく座って休んだ後、ニコニコ笑って
何にも喋らないで
軽く手を挙げて「またなっ!」みたいな感じで
帰って行った、そんなおじぃ
男は年をとると少なからず親父に似てくると思う
うちの親父がそうだ
少なからず‥
たぶん僕も少なからず‥
おじぃの沈黙は今の僕にとってとてもリアルなのである
今日は普通に仕事した
通夜の席で
「明日はいいから、仕事頑張っておいで」
と言われたから‥
見て「あぁ、俺も書けば良かったなぁ~」
と思ったフェアリーの書初め、少し笑った
字だけですまないね、ウェルカムボード
今回、これで精一杯っス
天上の世界の下、おじぃの空の下、僕等の営みは続くのである
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